タカアシガニの話
5月に日本に帰った際に品川のエプソンアクアスタジアムに行ったことは以前お話ししました。
アクアスタジアムにはタカアシガニが展示されているのですが、私は子供の頃、水族館でタカアシガニを見ると何となく怖かった覚えがあります。
今回は、このタカアシガニのお話です。
アクアスタジアムにはタカアシガニが展示されているのですが、私は子供の頃、水族館でタカアシガニを見ると何となく怖かった覚えがあります。
今回は、このタカアシガニのお話です。
タカアシガニは十脚目クモガニ科タカアシガニ属に属する節足動物です。
主に日本近海の深海に生息しています。
現生する節足動物の中で最大の生き物で、名前の通り足が非常に長いのが特徴です。
面白いのは、オスの成体のハサミの付いている足が、他の足より長くなることではないでしょうか。
このハサミの付いている足を広げると3m以上になることも。
それに比べて甲羅自体は40cm程度ですので、いかに足が長いかわかります。
主に日本近海の深海に生息しています。
現生する節足動物の中で最大の生き物で、名前の通り足が非常に長いのが特徴です。
面白いのは、オスの成体のハサミの付いている足が、他の足より長くなることではないでしょうか。
このハサミの付いている足を広げると3m以上になることも。
それに比べて甲羅自体は40cm程度ですので、いかに足が長いかわかります。
アクアスタジアムのタカアシガニを見ながら、なんで子供の頃怖かったのかを考えていました。
思い当たる理由は3つ。
一つは、やはりその大きさでしょう。
子供なら、自分より大きなカニはやっぱり怖いのではないでしょうか。
二つ目は、普段海で見かけるカニとは明らかに違うその容姿。
特にハサミの足が長いのが、水槽の外の自分にも届きそうで嫌だったのです。
そして最後は、深海の生き物ということで、私のよく行っていた水族館のタカアシガニの水槽が薄暗かったこと。
この3つの要素が合わさって、子供の私にタカアシガニは何となく怖い生き物というイメージを植え付けたのではないでしょうか。
今でも、海の中では遭遇したくないですね。
思い当たる理由は3つ。
一つは、やはりその大きさでしょう。
子供なら、自分より大きなカニはやっぱり怖いのではないでしょうか。
二つ目は、普段海で見かけるカニとは明らかに違うその容姿。
特にハサミの足が長いのが、水槽の外の自分にも届きそうで嫌だったのです。
そして最後は、深海の生き物ということで、私のよく行っていた水族館のタカアシガニの水槽が薄暗かったこと。
この3つの要素が合わさって、子供の私にタカアシガニは何となく怖い生き物というイメージを植え付けたのではないでしょうか。
今でも、海の中では遭遇したくないですね。
東京生まれ、東京育ち。幼少の頃、家族で夏を海辺で過ごすことが多かったおかげで海の生き物に興味を持つ。当時の愛読書は学研の海の生き物図鑑。遊園地よ りも水族館が好きだった(現在も)。日本で某理系大学卒業後しばらく社会人生活を送っていたが、観光で訪れたミッドウェイ環礁で出会った研究者達に触発さ れ、復学を決意。海洋生物学を学ぶためハワイ大学に編入。卒業後大学院に進学し、結婚・出産後も子育てしながら学生生活を満喫中。専門は海藻、特にハワイ のアオウミガメの食べる海藻について研究中。プランクトンからクジラまで、大好きな海の生き物たちの話を皆様とシェアできたらと思っております。