ミッドウェイ環礁の思い出-その1

ミッドウェイのフレンチレストラン前にいつもいた小鳥


少し前のことですが、新聞(ホノルルスターブルティン)を読んでいると、予算が少なくなってミッドウェイ環礁の運営が縮小されるというニュースがありました。
ミッドウェイ環礁は北西ハワイ諸島の中でも唯一観光客が訪れることのできる島です。
私が訪れたのは12年前ですが、あの訪問が私のその後の人生を決めたといってもいいくらいです。
今回は、そのミッドウェイを訪れた時の思い出話をさせて頂きたいと思います。
 
私が訪れた頃は、ホノルルから今は亡きアロハ航空が週2便飛んでいて、まるまる1週間滞在するか、3日間もしくは4日間滞在するか選べました。
折角なので、私は1週間を選びました。
ミッドウェイは1990年代の前半までは海軍の基地として機能していたので、その宿舎を改装した部屋がホテルでした。
私達が訪れていた時は、純粋な観光客は私と一緒に行った友達と、オランダから来た新婚カップルの計4名しかいなかったので、ホノルルからミッドウェイに向かう飛行機から色々と良くして頂きました。
 
ミッドウェイには私達観光客のお世話をしてくれる方々の他に、合衆国魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service)の職員や野生生物の研究者達、島の運営に携わる人々、お医者さんなどが常駐していました。
食事はほとんどの人が三食カフェテリアで食べますが、なぜか結構いい感じのフレンチレストランが一軒あって、私達のプランは朝晩はそこで食べるというのが含まれているものでした。
フランス人のシェフが料理しているだけあって、離れ小島のレストランとは思えないくらい料理がおいしかったのを覚えています。

ミッドウェイの思い出話は長くなりそうなので、次回に続きます。
 

東京生まれ、東京育ち。幼少の頃、家族で夏を海辺で過ごすことが多かったおかげで海の生き物に興味を持つ。当時の愛読書は学研の海の生き物図鑑。遊園地よ りも水族館が好きだった(現在も)。日本で某理系大学卒業後しばらく社会人生活を送っていたが、観光で訪れたミッドウェイ環礁で出会った研究者達に触発さ れ、復学を決意。海洋生物学を学ぶためハワイ大学に編入。卒業後大学院に進学し、結婚・出産後も子育てしながら学生生活を満喫中。専門は海藻、特にハワイ のアオウミガメの食べる海藻について研究中。プランクトンからクジラまで、大好きな海の生き物たちの話を皆様とシェアできたらと思っております。


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